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星因子アルタイル「どうすりゃいいんだ・・・」

1名無しさん@おーぷん:2015/09/16(水)12:41:01 ID:9Sq()
本拠地、ドラゴンスター河原町店で迎えたEMem戦
先発トライヴェールが大量アド損、ドローも勢いを見せず惨敗だった
店内に響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める星因子達の中、昨年の首位打者アルタイルは独りデッキケースで泣いていた
WCSで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のテラナイトデッキで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」アルタイルは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、アルタイルははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいプレイマットの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってシャカパチをしなくちゃな」アルタイルは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、アルタイルはふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
デッキから飛び出したアルタイルが目にしたのは、国際会館駅まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどにソウルチャージが振られ、地鳴りのように檜山の応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とするアルタイルの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「アルタイル、天架ける星因子だ、早く行くぞ」声の方に振り返ったアルタイルは目を疑った
「プ・・・プトレマイオスさん?」  「なんだアド、居眠りでもしてたのか?」
「ノ・・・ノーデンコーチ?」  「なんだアルタイル、かってにノーデンさんを引退させやがって」
「セプスロさん・・・」  アルタイルは半分パニックになりながらデッキシートを見上げた
1番:セプター 2番:スローネ 3番:ノーデン 4番:ショックルーラー 5番:プトレマイオス 6番:アルタイル 7番:ノヴァ 8番:インフィニティ 9番:デルタテロス
暫時、唖然としていたアルタイルだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
デネブからベガを受け取り、フィールドへ全力疾走するアルタイル、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、デッキケースで冷たくなっているアルタイルが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

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