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【東大/VOCALOID】「初音ミク」10周年 知れば知るほど奥深いボカロの世界

1虹◆onElYHqWJBVO:2017/10/07(土)18:06:31 ID:icp()
【東大/VOCALOID】「初音ミク」10周年 知れば知るほど奥深いボカロの世界

ボーカロイド(ボカロ)が世に知れ渡る大きなきっかけとなった「VOCALOID2 初音ミク」が発売されてから今年で10年となる。
東大駒場キャンパスでもボカロについて扱う講義「ボーカロイド音楽論」(ぱてゼミ)が昨年度から開講され、
大きな話題になった。多くの人が知る存在となったボカロについて掘り下げてみよう。

(取材・湯澤周平)



ボカロとは何か


 そもそもボカロとは、開発元が事前に人間の声を収録して歌声ライブラリを作り、
 それを元にユーザーがメロディーと歌詞をVOCALOIDエディターで打ち込んで歌声を合成する技術のことを指す。
 「VOCALOID2 初音ミク」は声優の藤田咲さんの声を元にして製作された歌声ライブラリで、2007年8月31日に発売された。
 パッケージには青緑色の髪を持つ16歳の少女が描かれ、バーチャルシンガーのミクとして認知されるようになった。



 初音ミクの魅力は、ミクにいろいろな曲を気軽に歌わせられることだ。
 多くの人がパソコンを使ってボカロ曲を制作し、当時急成長していたニコニコ動画に多くの作品が投稿されたことで、
 それまで一部のマニアにしか知られていなかったボカロの存在が多くの人に知られるように。
 14年のJOYSOUNDカラオケ年代別ランキングでは10代のトップ20のうち11曲がボカロ曲となり、
 40代でもボカロ曲の「千本桜」が第5位にランクインしたように、
 ボカロは幅広い世代に受け入れられるようになった。



 ボカロ曲がニコニコ動画に投稿されるようになると、ボカロ曲を人間がカバーする「歌ってみた」や、
 ボカロ曲に合わせて人間が踊る「踊ってみた」のような派生ジャンルが誕生し、
 これらもニコニコ動画に多く投稿され創作の連鎖が発生。
 こうして人気が加速するとボカロは他業界とも関わりを持つようになり、
 初音ミクの楽曲がCMに採用されたりミクが歌舞伎とコラボしたりするようになった。
 さらに英語版のボカロも作られることでボカロは海外に浸透し、
 現在では初音ミクがレディー・ガガのツアーに出演するほどの広がりを見せている。


2虹◆onElYHqWJBVO :2017/10/07(土)18:07:20 ID:icp()
東大教員がボカロを語る


 ボカロの隆盛はなぜ起こったのか。「ボーカロイド音楽論」(ぱてゼミ)の講師として
 ボカロ曲をジェンダー論や記号論、精神分析を用いて研究し、
 自身もボカロ曲を製作する「ボカロP」である鮎川ぱてさん(教養学部非常勤講師/先端研協力研究員)と、
 ぱてゼミ受講生のてり〜さん(理Ⅱ・1年)に、ボカロの特徴を聞いた。
 
 ――ボカロの歴史はどのようなものか

鮎川さん 二つのボカロ史について話したいと思う。
まず一つは、「ボカロは萌えカルチャーなのか」という観点から。たしかにごく初期には
「かわいい初音ミクを歌わせたい」という観点の曲が多かったが、それはミク発売後1年ほどにすぎない。

 萌(も)え要素が切り離されると、ボカロは当たり前の音楽ジャンルになった。
 外野の人はボカロは今でも萌えの要素が強いと思いがちだが、9年前から異なる。
 ボカロ曲を聞く人の男女比はほぼ1対1で、少し女性の方が多いという調査もある。



――萌え要素を切り離したボカロはどう推移したのか

鮎川 もう一つの、「反歴史」としてのボカロ史について話したい。
新歴史主義の考えや、その支持者の一人である歴史家のヘイドン=ホワイトの議論に沿って考えるとわかりやすい。
新歴史主義は為政者や権力の移り変わりばかりに注目する従来の歴史を批判し、
多くの名もなき民衆が歴史を作り出したという考えに立つ。
ホワイトは、従来の歴史は歴史家が為政者の交代を物語に落とし込み因果関係の中で叙述したものにすぎないと考え批判的に検討した。

 新歴史主義の考え方はボカロにふさわしい。ボカロの歴史を一部のヒット曲(為政者)の交代劇で考えるべきではない。
 誰もが勝手に投稿したのであって、時間的前後関係は因果関係ではない。誰でも作曲できて、誰でもニコニコ動画に投稿できるという特長により、
 何万というボカロPが共にムーブメントを作り出した。
 そこにある多様さは単線的な歴史観に収まるものではない。
3虹◆onElYHqWJBVO :2017/10/07(土)18:07:41 ID:icp()
――ボカロについてどんな印象を抱いているか

鮎川 ボカロは若者の文化だと考えている。
世間では草食系といわれる現代の若者が、レッテルを覆すパワーでボカロ曲に熱狂する様子が動画に流れてくるコメントから伝わったのが、
私がボカロに引かれた理由だ。この新しいムーブメントは、ただ外から見るのではなく作り手として関わらなければ理解できないと思って、
学生時代以来に音楽を製作し、ボカロPとしてシーンに飛び込んだ。



――ミク発売から10年で、若者と言われる世代も変移した。ボカロの現状についてどう考えるか

鮎川 ぱてゼミで実施しているアンケートの結果を見渡すと、定番曲も多く挙げられているが、
最近登場した作品を好む生徒も多い。好みの多様性が高まっている印象だ。

http://www.todaishimbun.org/vocaloid20171006/

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