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【表現の自由/山田太郎】【人物ルポルタージュ】29万票の金利~山田太郎と「表現の自由」の行方

45虹◆onElYHqWJBVO :2017/09/13(水)20:16:55 ID:A60()
次の一手に期待も見えた敗北宣言


 午前6時。すっかり夜は明けていた。

 山田は居住まいを正して、ついに敗北宣言を決意した。少し伏し目がちになり、山田は淡々と話した。
 選挙対策が遅れたことの反省。20万を超える得票を得ても勝てなかったことの悔しさ。
 敗北宣言という外題に合わせて、山田は残念な気持ちを滲ませていた。けれども、その腹の内では、既に次にやることを考えているように見えた。

 ……民間に戻ることもやめて、政治家を引退することもやめて、まだまだ、この分野にコミットメントしていこう。
 まずは、片付けや引越を終わらせてから、すぐに動きだそう。そう思うと、どんどんとアイデアが湧いてくるじゃないか。

 次に向かっていくべき目標が、漠然と見えていた。
 だからこそ、今は、敗北を認めてお礼をいうのが、当たり前のことである。

「どんなに数字を稼いでも……しかし、みなさんの表現の自由を守るという声は伝えていかなくてはならない」

 そう。だったら、この熱が冷めないうちに動き出さなくては。貯金まではたいて、残念がっている時間なんてないのだ。

「一両日中に、どうやって続けるか冷静に考えていきたい」

 身体の内部からにじみ出る、新たなステージへと早く歩みを進めたいという思いが、身体に情熱を持たせていた。
 だから、立つ鳥跡を濁さず。この場をきちんと閉めよう。色んな思いの交錯する言葉を連ねた最後を、山田はこう締めくくった。

「政治家ぶってやるんじゃなくて、楽しくやりたかったな……」

 北海道から沖縄まで、全国合わせて29万1,188票。それが、山田に託されたすべてであった。
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