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バイク仲間【彼氏・彼女の雑談・恋話スレ】友達1人目

1名無しさん@おーぷん:2015/11/10(火)21:29:57 ID:KVs()
相手がパンピーだろうとライダーだろうと百合だろうとゲイだろうと関係ねぇ。
バイク仲間で仲良く、愚痴やら、雑談やら、意見交換するスレとして使ってくれ。
老若男女問わず、バイクや恋愛話してみんなで楽しむことを第一にしたい人。
恋の相談、異性の気持ちがわからない等の、恋話はここで相談すると、
百選練磨だった既婚者や年配者がアドバイスくれるかも。

友達100人出来るかな(´・ω・`)
240名無しさん@おーぷん :2016/11/02(水)22:18:27 ID:afC
化粧の濃いお姉さんは結局SR乗りってことでいいのか
そしてID:FE9は何に乗ってたんだよ
241名無しさん@おーぷん :2016/11/02(水)23:07:33 ID:tcz
きれいで
教習車より一回り小さくて
軽そうで
おしりが痛くなるってえと

ズバリCBR250RRでしょう!
どうだ当たりだろ?
242名無しさん@おーぷん :2016/11/02(水)23:08:52 ID:tcz
あ、でもタンデムシートの後ろにバーが付いてないか
243名無しさん@おーぷん :2016/11/02(水)23:16:58 ID:tcz
ゼルビス一択
244名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)13:28:24 ID:cTk
何でそこでアドレスを聞かないかな~!
245名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)13:42:31 ID:8Po
「ねえねえ、アドレスは?V110?V125?それとも、V125Sかな?」

っていうのを一瞬想像したけどそっちのアドレスって意味じゃないよなw
我ながらバイク脳こじらせすぎてて笑ってしまう…
246名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)14:06:43 ID:lul
>>245
病んでいます・・・
247名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)16:55:16 ID:oMm
俺の高校生活は充実していた
体育以外はたぶんほぼ勉強面では苦労しなかったし
友達も人生で一番増えた

クラスでは同年齢のやつらが半分以上だったけど俺は年上の社会人経験のある人達から可愛がられた

同年齢のやつらは変わったのが多くて面白かった
二次元のキャラクターにしか興味を示さないやつがいたり
いつもちんちんを弄っているやつもいたり
耳が穴だらけのいわゆるヤンキーってのもいたし
ワケわからないタイミングですぐ泣く女の子もいた

土方のお兄さんは授業中ほぼ寝て過ごしたかと思うと体育のバスケットボールの時は一人だけラグビーをしてるんじゃないかってぐらい張り切っていた


テストが近づくとそのお兄さんやSRのお姉さんなど何人かはどこが出るか聞きに来るのが常だった
お前の教えかたはセンセーより分かりやすいからな
とおだててヤマを張る箇所を聞き出すのだった

最初は俺を教授とか言っていたけどある時お姉さんが
「お前何でこんなに頭イイのにこんなガッコにいんの?」
って聞いてきたから、正直に入試の時ウンコ漏らしてダメダメだったから落ちたって答えた
お姉さんは大ウケしてその日からゲーリーってアダ名をつけられ卒業まで由来を知らない人からもそう呼ばれた

あの女許さん!
248名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)17:09:23 ID:oMm
でも一番話したのもお姉さんだった

もちろん話題の中心はバイクの事
春に取った免許は大型でゲーリーとはレベルが違うんだよっていつもいつも偉そうに自慢していた

元から持っていたSR400でなくてどうしても500に乗りたかったから頑張ったんだぜ~
って耳タコだったよ

何度かツーリングに誘われたけど、塾やバイトもあって時間も合わなかったから機会がなかった

そして話している内に恐ろしい事実も知れた
会った時は24~5歳だと勝手に思っていたけどなんと21歳だった
おまけに旦那さんがいるけどその旦那さんには奥さんと子供もいるという複雑怪奇な関係らしくかなり引いた

色々あるらしいけど別に俺がどうこう出来るわけじゃないし変わらずトモダチだった
249名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)17:20:45 ID:oMm
高校3年になった春
遅まきながら進路のことも色々考え始めた
先生になろうかなと漠然と考えるようになっていた

両親は普通の会社員で特別家の仕事を継ぐとかなかったからどうしてもここに行けっていうのもない
ただ母は出来るだけ良い大学に行った方が後々有利だとか言ってたけどね

県内だし近い所に東京から移ってきた国立大学で教育学部が有名な所があったから一応そこにしようかなと担任に伝えると賛成してくれた


夏休み前にお姉さんが元気なかったり学校を休んだりする事が増えた
大きな声で「おいゲーリー!!」って呼びつけられることも無くなった
250名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)17:36:18 ID:oMm
バイク遊びは俺の一番の楽しみで
春からキャンプツーリングにも挑戦していた
とは言っても近場で1泊だけの軽いやつだけどね

バイト先でもホールだけでなく厨房の仕事もお願いしてやらせてもらえるようになった
両親は共働きだったからわりと小さい頃から自分で料理を作ったりも好きだったし母からも教わっていた

厨房での調理ははじめは勝手がわからず戸惑っていたけど馴れてくると皆からびっくりされた
なんか意外な才能があったみたいで和食の方もだんだん任せてもらえるほどに上達したんだよ

そんなこともあってキャンプツーリングでも料理をしたりテント設営したりも楽しかった
星空の下でゆっくりした時間を過ごすのが何よりの贅沢なんだね

バイクってこんな素敵な事まで味わわせてくれるんだなって心から思ったよ
251名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)19:59:47 ID:Tfi
夏休みまで数日になったある日お姉さんが何日かぶりに学校に来た

「お、ゲーリー久しぶり。なんか色々あってな。最近バイク乗ってるか?」
と明るいいつもの調子で話しかけてきたんだ

忙しくて週に一回乗れれば良い方ですよ
といいつつここ最近はまっているキャンプツーの話をした

お姉さんは興味津々で話を聞いていたけどとりあえずどんなものが必要なのか尋ねられたから
時期や距離や日数で全く違うけど今ならこれこれこんな感じとメモに書いて教えてあげた

「ところでゲーリーは料理とか大丈夫なのか?」
と疑うので何をおっしゃるお姉さまこう見えてバイト先ではお客様にお料理をお出ししてますよ
と思いっきり自慢した
「ふーんすげえな」
とだけ言うとさっさとどっかに行ってしまった

ふふふ初めてお姉さんよりバイク関係で先んじられたことにちょっと優越感を持てたのでした
252名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)20:29:20 ID:Tfi
終業式の日
「おいゲーリー夏休みは暇か?」
唐突にお姉さんが聞いてきた
えっ、夏休みは塾の夏期講習やバイトでもシフトたくさん入れてお金を貯めてと予定がぎっしりな事
お金を貯めたらお盆明けにでもどこかに2~3泊のキャンツー行こうと思ってはいるけど…と説明

「金はあたしが持つから来週からキャンプツーリング付き合え!」
そんな無茶苦茶なことを言い始めた

無理ですよそんなこと 
来週って夏の集中講義が入っているんだから
バイトもそこだけは無理言って休ませてもらっているぐらいなんですよ
そう言って撥ね退けた

お姉さんはじっと俺を見つめて
「そうかそうか、誰のおかげで今こうして楽しいバイクライフを送れているんだ?きっかけは何だったかな~?」
そんなことを言う
確かにお姉さんには感謝していますよこんなに楽しい世界を教えてくれたんだから
でも絶対無理ですお金だって支払い済みですし…

「ゲーリーが仮にその集中ナンチャラを受けないと大学には行けないのか?そんなにバカなのか?」
お姉さんも食い下がる
そんなことはないけど学校の授業だけじゃやっぱり足りないんですよ
それに仮にも男女ですし二人っきりはまずいんじゃないですか?

それを聞いたお姉さんはいつもの豪快なガハハ笑いをして
「安心しな、ガキは襲わねえよ」
「それよりもこんなに頼んでも断るとかお前も薄情なやつだな」
「キャンプ初心者のか弱い女の子を可哀想に思っていたわる気持ちはないのか?」
「学校の勉強じゃなくて足りないのはお前の優しさだ」
「そんなに勉強が大事ならもうお前とは友達をやめる」
「明日から泣いて暗い夏休みをおくるのかぁ、、、毎晩どこからか泣き声だけの電話がかかってくるかもな」

もう勝てる見込みは無かった
253名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)21:50:11 ID:Tfi
わかりました
ちょっと時間を下さい
集中講義さえ調整すればバイト先に迷惑をかけずに日程を組めると思います
どこいらあたりを考えているんですか?
俺は1泊でせいぜい関東~東北だろうと思っていた

「4泊5日、北海道!」

無理ですトモダチやめますご機嫌ようさようなら
そう言って帰ろうとした時にお姉さんが目に薄っすらと涙を溜めて

「お願い、もう今後絶対無理なことは言わない」
「10年近く北海道には戻ってないし、今後も行くことは無いと思うけど、1度だけ実家の近くの道をバイクで走ってみたいんだ」
「あと学校も辞める事になったから一緒に行ってくれないとゲーリーに会えるのも今日が最後なんだよ」
254名無しさん@おーぷん :2016/11/03(木)23:34:43 ID:Tfi
俺は初めて親に大きな嘘を付いた
学校のバイク仲間(♂)とちょっと遠くまでキャンプに3~4日ぐらい行ってくる
毎日電話するし無理しないから大丈夫って言った

母はかなりしつこく誰と行くのかどこに行くのかいつ戻るのか塾はどうするのか聞いてきたが適当にごまかしてしまった


待ち合わせは近くのフェリー埠頭にした
お姉さんはバイクで青森まで行くとか言っていたけどそれだと厳しいからフェリーで苫小牧まで行くことは譲らなかった

夕方待ち合わせ場所に着くと既にお姉さんはバイクに荷物を満載して待っていた
初キャンツーだからあれもこれも無いと不安なのはわかるけどちょっと多すぎないかな?
そう言ったら
「女の子は色々荷物が多いんだよ!」
と睨まれた

雑魚寝じゃなく仕切りとか女性専用のスペースもある所にした
だけどお姉さんがちょっと付き合えよとビールを持ってラウンジに行った
「ゲーリーも飲むか?」って勧められたけどコーラにした

せっかく寝るスペースがあるのにずっと話していた

地元の中学を出て高校に入ってすぐに悪いことを覚えて退学になったこと
親とけんかして家出して札幌そして東京に行ったこと
歳をごまかして夜の仕事をしていたこと
いろんな男に騙されて次々ひどい目にあったこと
最初の男がバイクに乗っていてそいつと別れてもバイクには乗りたくて免許を取ったこと

愛人契約みたいな形で今住んでいるマンションや月々のお金をもらって生活していること
旦那がいない間は暇だから高校に入りなおして勉強しようと思ったこと
俺と出会えてバイクのことを話したり勉強を教えてもらえたことがすごく楽しかったこと

でもこのあいだそれが奥さんにばれて別れさせられてマンションから出て働かなきゃなんないし
夜の仕事はもうイヤだから学校を辞めて働こうとしていること

お姉さんは静かに夜の海を見つめながらずっと話していた
俺は何も喋らなかったけど俺に話しているっていうより自分の人生を反芻しているようにも見えた

右舷の方から海と空の境目が明るくなってきた時
「さあ寝るべ、今日の昼過ぎには苫小牧に着くからいっぱい走るぞ~」
そう言って俺の肩をどついて部屋に戻った
255名無しさん@おーぷん :2016/11/04(金)12:44:45 ID:u1e
目が覚めるともうお昼近かった
フェリーのお風呂に入ってサッパリしてラウンジで本を読んでいた
お姉さんからツーリング中は勉強禁止を強く言い渡されていてしょうがないから溜まっていた読みかけの文庫本を数冊だけ持ってきていた

「おーいゲーリーここにいたか」

同じくお風呂上がりと思われるお姉さんがとてもライダーとは思えない格好で現れた
ショーパンにヘソ出しチューブトップ
こっちが恥ずかしくなる

「ゲーリー飯食おうぜ」
レストランでしっかり食べたけどお姉さんがビールを注文したから絶対ダメですとキャンセルした

お姉さん大きな声でゲーリーって言うのはやめてもらえませんか
外国の人っぽくない僕がそう呼ばれたら変に注目されますから

文句を言うと「誰も注目なんてしてないよ。みんなあたしの色気に集中してるからな」とガハハ笑いをした

心の中で(黙ってればそれなりなのに喋ったり大笑いしたら色気なんてないよ)と思った
256名無しさん@おーぷん :2016/11/04(金)14:36:52 ID:u1e
初日はあまり欲張らず100キロ以内に抑えて支笏湖~札幌を経て海辺でキャンプする
初めて走る北海道は最高だった
道が平坦で俺の苦手な下り急カーブも無くて沢山のライダーからピースサインをされたりこっちも負けずに手を振ったり

お姉さんもなんか大声で歌いながら走っていたみたい
インカム準備しなくて良かった

お姉さんは北海道に来たら夜はやっぱりジンギスカンでしょう!
とたっぷりのお肉とその数倍の量のビールを買っていた

観光したり食材を仕入れたりあてもないテント設営場所探ししていたら予想以上に時間がかかって薄暗くなってきてしまった

僕が食事の準備をしている間お姉さんは自分のテントを張ったり寝る準備をしておいてください
僕のはワンタッチだからあっという間に出来るやつだけど一人でテント張れますよね?
そう聞いたらとんでもない返事が帰ってきた

「テントなんて持ってきていないよ」

・・・・・どういうことですか?

「ゲーリーに言われたものはみんな買ったんだけどさバイクに全部は積めないだろ
だからあたしも一緒のテントに寝れば問題ないだろ!」

「ウチで組み立てる練習しとけって言われたからやってみたけどあれ無理
ワケわかんない
それに見たら2~3人用って書いてあって結構広いじゃん荷物入れても十分二人で寝れるって」

お姉さんってホンとのばかじゃないですか
俺のテントはワンタッチ式の一人用
二人では寝られません
まさかシュラフやマットは持ってきましたよね

「シュラフも一回試してみたらあんなもん暑くて逆に寝られないだろう
北海道も夏は暑いんだ要らないかなと思って置いてきた
マットは持ってきたぞ」

と威張っている
安いのでも良いから今すぐどっかのホームセンターにでも行って買ってきて下さい!と半切れで言った

「えーやだよ、今から札幌の方向に戻って何か買い物したら真っ暗になるじゃん。明日考えるから今日だけ許して」

もう俺はテントはお姉さんに明け渡して自分は外でシュラフで寝ることにして諦めた
257名無しさん@おーぷん :2016/11/04(金)17:02:27 ID:u1e
それじゃあその大量の荷物は一体何を持ってきたんですか?

「えっ?そんなもん5日分の着替えと、化粧道具、あと言われたカッパと、折り畳み椅子とテーブルと食器やコップ、ビールを冷やすクーラーバックとワインと焼酎と、温泉セットのタオルとバスタオルやシャンプーコンディショナーボディーソープやらなんか」
「枕とパジャマも入れたはずだな。あとはお前には用のない内緒のものだ」

ほとんど半分以上いらないんですけど!
キャンプをなんだと思ってんですか、全く・・・
なんか怒る気も失せてしまったから夕食の準備に取りかかった

お姉さんは全く役に立たないことが判明した
水を汲みに行かせて焚き火の管理だけやらせた
258名無しさん@おーぷん :2016/11/05(土)09:43:48 ID:GIP
ジンギスカンはむちゃくちゃ旨かった
一緒に焼いて食べた玉ねぎとか地元のスーパーで買った野菜なんかを適当にサラダにしたり
コンソメでごくさっぱりと味付けしたスープなんかも本当に美味しくて感激

お姉さんは旨い旨いと飲みっぷりも絶好調
俺も今日だけは勧められるままにビールやワインを飲んだ
普段あまり飲んだことなかったからすぐに酔ってきた

お姉さんは夕べとは別人かと思うほど明るく上機嫌だった
話題はこれからの仕事のことや夢やらを楽しそうに語っていた

お姉さんのツーリングの基本は温泉ツーだと前から聞いていたけど
好きで通っていたのが幸いして来週から住み込みで温泉で働くことになったそうだ
張り切っていた俺にもツーリングで来いと言ってくれた

でもその夜一番熱心に聞いてきたのは俺の事だった
普段あまり自分の事を話さないからかどこに住んでいるとか中学まではどんなだったとか好きな女の子のタイプとか根掘り葉掘り聞きたがった


運動はあまり得意じゃないけど泳ぐのだけは好き
ベビースイミングからスイミングスクールに通っていて中学では県大会の決勝に残るぐらいまでは行ったこと
両親とも海が好きでCカード(ダイバーライセンス)は二人とも持っていて年に1~2回程度潜りに連れて行かれたこと
女の子とは一度も付き合うとかはなかったこと

酔っていたのか俺も調子よく色々喋った

好きな女の子のタイプは
去年の出来事は内緒にしつつあの子のイメージででっち上げた

スポーツをしていて健康的で
ハキハキした明るい口調で話して
ショートカットで目が大きくて
可愛らしく笑うの子が良いな
と、お姉さんとは真逆なイメージをぶつけた

何を勘違いしたのかお姉さんは
「そうか、あたしがショートカットにしたら惚れられていたなこりゃ」
と宣った・・・アホか
259名無しさん@おーぷん :2016/11/05(土)10:10:44 ID:GIP
無駄な荷物と怒ったけどクーラーバッグのお陰でビールもワインも冷えていて美味しかった
俺の言い付けを無視して虫除けスプレーも持ってこなかったからほとんど俺のを使われたけどそんなことも許せるほど楽しく美味しい夕 食だったな

お姉さんは饒舌に語りたっぷり飲んで食べて結構べろべろ状態になって日付も変わった頃俺は片付け始めた

テントはお姉さんに貸してあげると言ったら多少遠慮するかなと思ったけど
「おう、サンキュー」
とふらふらしながら片付けを全て放棄してテントに潜り込んだ
この女はどこまで自由なんだよ~

すぐに
「おいゲーリー暗くってよく見えないじゃないかー!」
と叫ぶ
ランタンか懐中電灯ぐらいは持ってこなかったんですか?と片付けながら言うと
「そんなものは無い」
と予想通りの返事が帰ってきたので、寝るだけなんで暗くてもいいでしょと取り合わないことにしたけど
「こんなきついジーンズのままじゃ安眠なんて出来ないだろ!着替えたり色々やりたいんだよ」

ローマの休日か!!怒りを抑えつつLEDランタンを無言で放り投げてやった


中でごそごそ動いていたがそんなに広いスペースな訳じゃ無いから苦戦していた
中の方が明るいから着替えているのが丸見えだよバーカとにやにやしながら片付けて俺は月を見上げながらシュラフにもぐり込んだ
260名無しさん@おーぷん :2016/11/05(土)10:34:24 ID:GIP
寝入って間もない頃突然ひどい雨が降ってきて顔をたたいた
ヤバい!大急ぎで大きなビール袋に濡れるとまずいものを押し込んだり荷物を少し高いところに運んだりしていた

おかしいな天気予報ではそんなに降水確率高くなかったけど
仕方ないからカッパで寝るか
そう思っていたらお姉さんがテントから顔を出した

「すごい雨だなテントって雨音が響くんだなびっくりしたよ」
「ゲーリーも外では寝られないだろ。一緒に入れよ。遠慮すんな」

二人は無理ですって、僕はカッパ着て何とかして寝るから大丈夫ですよ
と断るが何とかなる気がしなかった

「二人入っても大丈夫だって。ほらこんな無駄なやり取りしているうちにもテントにも雨が入ってきてますます濡れるだろ早くしろよ。」

思いきってテントに入った
思っていた通りギュウギュウだった
261名無しさん@おーぷん :2016/11/05(土)12:07:46 ID:GIP
二人でぐるぐる動きながら収まりの良い姿勢を探した
結局俺がお姉さんの持ってきた枕に頭を乗せてお姉さんが俺の腕を枕にして同じ方向を向くとしっくり収まった

しかしこの女は警戒心というものは無いんだろうか
すぐに寝息をたてて熟睡してしまった

俺はこんなシチュエーションは当然初めてで簡単には眠れなかった
俺の意に反して形状が変化した部分もあり、ばれないように腰を引いていたけど
心臓の音が聞こえるんじゃ無いかと心配なほどドキドキしていた

数時間ほども眠れなくやっと明け方近くになって眠りに落ちた
262名無しさん@おーぷん :2016/11/05(土)13:30:18 ID:1GB
朝は猛烈な暑さで目をさました
すでに日は登りテントの中は蒸し風呂状態だった
テントから這い出すとお姉さんはテーブルに鏡や化粧道具やらを並べてタバコを吸いながらお化粧していた
ビキニの上に薄手のパーカーを羽織ってショーパンとビーチサンダルというまたもやキャンプツーリング中とは思えない格好だった

「おっゲーリーやっと起きたか」
「ちょっとぬるいけど飲むか?」

そう言ってミネラルウォーターを投げてよこした
飲んだ次の日は水が美味しいと父が言っていたけどその気分がやっとわかった

「よくあんなに暑いのに寝てられんな。あたしはもう上の公衆トイレの所で髪を洗ったりしてきたから、ゲーリーも顔を洗ってきな」

厚手のふわふわのタオルと洗顔フォームを貸してくれた

「もう6時だぜ、今日は300キロ走るんだろ。楽しみだな」
「顔を洗ったら早く朝飯作ってくれよな」

全く屈託の無い表情で言われるとそんな理不尽な言葉もなんか怒りもわいてこなかった
263名無しさん@おーぷん :2016/11/05(土)14:28:48 ID:z8k
姉さんのガハハ笑いオチが面白いw
264名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)13:11:04 ID:WZ0
その日は快晴だった
朝は飯盒でご飯を炊きオムレツと昨日残った野菜なんかを入れて味噌汁を作った
その間にお姉さんは濡れたタオルとか俺のシュラフやなんかをロープを張って干してくれた
酒を飲んで大笑いしてる時よりもちょっとだけキレイに見えた

今日の計画は今回のツーリングでメインとも言うべきオロロンライン制覇
一気に最北端まで行くつもり

お姉さんに実家に寄らなくて良いのか尋ねても
「札幌の近くでもう過ぎたしもともと寄るつもりもない」
とあっさりしたものだった
それより北海道に住んでいた頃も北の方にはほとんど行ったことが無かったからこれからの行程が楽しみだとウキウキしていた

午前中から暑かった
どこまでも続く道も感動した

お姉さんは油断するとすぐに100キロ近くスピードを出すから
俺はわざとゆっくり走って離れると止まって待っててくれる

二人でルールを決めた
対向車もあまり来ないから二人で並んで走る
車が来たら1列になってすれ違ったり追い越してもらうことにしたんだ

日差しは強くて暑いのにやっぱり北国の海沿いだからか走っているととても快適
でずっと走っていたくなった
265名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)13:35:52 ID:WZ0
留萌まで途中何度か水分補給と称しタバコタイムをとりながら走って昼食休憩にした

ホーマックを見つけて二人用のテントを買わせたりガソリンも入れた

唐揚げが沢山入ったお弁当を仕入れて近くの海水浴場で食べて休んでいたけど
お姉さんが突然
「うー、我慢できない!」
と叫んでTシャツやジーンズを脱ぎ捨てて海に入っていった

何で下にビキニを着てるんだ??

「ギャー冷たい~!気持ちいい~!」
「ゲーリーも来い!!」
と呼ばれたけど当然水着なんて持ってきていないから拒否った

「バカだな、男なんだからパンツで充分だろう。早く来い」

拒否しつつ本当に気持ちよさそうだから俺も上だけ裸になってジーンズのまま飛び込んだ
本当に冷たい!よくこんな冷水で泳げるよ

慣れてきたら少しは平気になったけどやっぱり長くは入っていられないな

お姉さんは俺が本当に水泳をやっていたかどうか確かめてやるとか何とか言って4種目全部泳がせられた
久しぶりに思いっきり泳いだ
海は気持ち良いな

ズボンやタオルや水着を干している間はタープだけ張って二人で昼寝した
この旅の中で一番気持ちよく眠れたかも
266名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)13:52:48 ID:OK2
全裸待機
267名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)13:59:07 ID:zuE
下にビキニは流石に装飾かと・・
268名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)14:59:03 ID:WZ0
オロロンラインは現実世界とは思えない絶景だった
ホントに北海道は広い

日が落ちる前に宗谷岬に着いた
こんなに素晴らしい経験ができるバイクって良いな

俺は焚き火が大好きだった
炎を見ていると時間を忘れて穏やかな気持ちになれる

小学生の頃に祖父から焚き火の仕方を教わっていた
一番良いのは『いっちょくべ』なんだぞって言われた
『いっちょくべ』ってのは薪の方向を揃えて燃やすことで薪を効率的に安定して燃やす事ができるんだ

焚き付けの紙も何もいらない
ナイフさえあれば枝を細かく裂いてすぐに火が着けられる
これも祖父に教わった
小学生の時の飯盒炊飯では先生よりもうまく火を起こせた


焚き火に向かってお姉さんと並んでずっとそんな昔話をしたりお姉さんの武勇伝も面白く聞いた

テントはお姉さん一人ではやっぱり無理で手伝ってあげたというより俺がほとんどやった
沢山走って、泳いで、夕べの寝不足もあったから少し疲れたし早めに寝ることにした

近くに明かりもないしまだ月も昇ってないから満天の星だった
カシオペア座も天の川の中に入ってしまってよくわからないほど星の密度が凄まじかった

俺はテントに入るのが惜しくなって外で空を見上げながら寝ていた

お姉さんが自分のテントから出てきて何してんのって聞いたから今日は星の中で寝るって答えた
良いね~あたしもって言って自分のマットとシュラフを持ってきて並べて横になった

ランタンも全部消してみて、すごいから
そう言って全部消させた

生まれて初めて星の明かりしかない中で横たわっていた
流れ星も時々見えるんだよ

「すごいな~こんなに星って有るんだな、怖いぐらいだな」

お姉さんは手を繋ごうって言って自分の出を差し出してきた
星の明かりだけで白いキレイな手が見えた
俺も手をのばしたらお姉さんが静かにキスをしてきた
焚き火の匂いとなんか甘い匂いとワインの香りとが混じっていたけど良いにおいだった


手を繋いだまま眠ったんだ
269名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)15:58:20 ID:WZ0
次の日は旭川まで頑張った
海辺の道とはまるで違う雰囲気で楽しかった
こんなに色彩鮮やかな景色の中を走れて幸せ

お姉さんが小学生以来と言う動物園でギャーギャー言いながら見て回った
なんかいつの間にかいつも手をつないで歩くのが普通になっていた

空模様が少し怪しくなってきたし北海道最後の泊まりだから少し贅沢をしようぜってことで旭川の温泉に泊まることになる
古いいかにも昭和って感じの温泉(?)だった

露天風呂に入って手足を伸ばし体の芯から暖まり美味しい食事をいただいた

ビールを沢山飲んだお姉さんはなんか戻るのがイヤだ~って泣き上戸になったりいつもにも増して大笑いしたり大変だった
俺も後片付けの心配がないから少し飲みすぎて酔っぱらった


酔った勢いで二人でひとつの布団で寝た
昨日から今日にかけていつも手をつないでいた気安さからか俺も触れていたくなった

お姉さんは浴衣の下はパンツだけだったんではだけた胸元が丸見えだった
しまいには帯の結び目が気になるとか叫んで帯をほどいてしまった

俺も脱いで抱きしめた
270名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)16:09:20 ID:zuE
>>269
性描写はボカせよ。
ここは恋愛スレだからなっ。
271名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)17:19:29 ID:WZ0
朝目覚めるとお姉さんは俺の胸元で静かな寝息をたてて眠っていた

髪をすき上げて見たら迂闊にも長い睫毛が可愛く見えてしまった

女性の肌ってこんなにも男とは違うんだなぁ、なんて変な所で感動しながらしばらく寝顔を眺めていたらお姉さんが目を開けた

「ん~、おっゲーリーおはよう」
「ありゃりゃ、なんだこの格好は!・・・・・やっちゃった?」

と聞くので、よく言いますよ、あんなにべろべろに酔っぱらって何も出来るわけないでしょと言った

「ヒヒヒ、そうかそうか、えらいえらい良く我慢出来ました」

と頭をポンポンたたいて何でもないように浴衣を着てしまった

「さてひとっ風呂浴びて来ようぜ。やっぱり温泉は朝風呂こそが醍醐味だよな」
と言って一人でさっさと行ってしまった



苫小牧までは小雨模様だったからしっかりカッパを着こんで観光とかはせずに走った

お姉さんはネイキッドだから辛いだろうなと思ったから頻繁に休憩をとったけど
割りと平気みたいでカッパが蒸れるとかブーブー文句を言うぐらい
昼はラーメン食おうぜと張り切っていた

夕方には雨も上がりフェリーにも余裕を持って間に合った

でも雨中のツーリングは思った以上に体力と神経を使い二人とも少し疲れていた

まだそれほどお腹もすいてないし先に冷えた体を温めるためにお風呂に入ることにした

お風呂に入ってゆったりすると本当に生き返った感じ
ラウンジに座っているとお姉さんもやって来た

隣に座って
「楽しかったな、ホントにゲーリーには感謝しかないよ」
「無理させて悪かったけど、おかげで一生の思い出になったよ」

僕こそ最高の経験をさせてもらえました
一人だったらこんな事は絶対やろうとは思わなかったしお姉さんと過ごせて楽しかったと言った

いつの間にか二人で手をつないでラウンジのソファーで眠ってしまっていた

突然ゆり起こされたからビックリして、お姉さんのただならない慌てっぷりに、いったいどうしたんですか?と聞くと

「大変だゲーリーレストランが閉まる!」
「急がないと飯抜きだぞ」

ホントにこの人は食べることと飲むことに関してはエネルギッシュだ
272名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)18:27:37 ID:JbG
昼過ぎ定刻通りに大洗に着いた

「じゃあなゲーリー、群馬なんて日帰りツーコースだから温泉に遊びに来いよ」
そう言ってあっさり行ってしまった
俺はずっと手を振っていた
ちょっと泣いた



今、俺は札幌の大学の教育学部に在籍している

北海道の大学に行きたいと両親に話した時は母が大反対だった
そんな知り合いも誰もいない所に行くことは絶対許さない
近くにもたくさんいい大学があるし東京の大学だって良いじゃないと
ウチにはお金の余裕だってそれほどないし一人暮らしは心配だし
いざという時はすぐに行けないし等々なんとか思いとどまらせようとしていた

俺はバイトして生活費は自分で何とかするから大丈夫だよと説得を続けた

父はニヤッと笑って「いいんじゃない」と言った



大学でもバイクのサークルはあったけど俺は塾の講師と和食レストランのバイトで忙しくて結局サークルには入らなかった
北海道は広すぎては4年じゃ行きたいところを制覇できないと思う
大体にして日帰りが無理
おまけに冬は寒くて長くて1年の半分近くバイクに乗れない(これは辛い…)
その間は必死にバイトに励みお金を貯めて免許を取って大型買っちゃった

お姉さんにはあれ以来会えていないけどやっぱりバイクで走っているといつも思い出すな


彼女も出来たんだよ
バイトの後輩でショートカットの目が大きいかわいい子だ
何度かタンデムしたけど自分で運転しようとは思わないみたい
タンデムはもちろん両腕を俺の体にしっかり回すように教えた
もちろん安全のためだ(嘘)



おしまい、です
273名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)18:38:03 ID:fhq
映画化決定
274名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)19:38:10 ID:zuE
>>272
姉さん女房を探せ。
押し掛け女房とかな。
だが姉さんを超える女なんて二度と現れないよ。
しかし姉さんともう一度色恋をすることもおそらく不可能だ。
それだけは肝に命じて今後の人生を過ごすんだな。

長文小説おつ
275名無しさん@おーぷん :2016/11/06(日)23:57:20 ID:C5d
創作とわかっていながらニヤニヤしてしまった
276名無しさん@おーぷん :2016/11/07(月)11:15:48 ID:ugc
>>275
同じく

自分の高校性時代だったら歯止めが効かないだろうな~
(文字が違う時点で無理や)
277名無しさん@おーぷん :2016/11/07(月)20:44:33 ID:jFQ
これを耐えるなんて紳士神か純度100%のガチゲイしか無理ですやん
278名無しさん@おーぷん :2016/11/07(月)21:33:17 ID:Wqu
俺なんかオフ車の振動だけでおっきしたことあるぜ
279名無しさん@おーぷん :2016/11/07(月)22:23:47 ID:drr
いやでも男と女を行ったり来たりの微妙な女って居るよ。
はなから男なら北海道にも行かなかったと思うが、我慢できない程のフェロモンは出てないんだよ。
故に、男女が人間愛になり、下世話な精子脳想い出にはなってないんよな。

創作であったとしても、プラトニックの面白さがそこにあると思う。
280名無しさん@おーぷん :2016/11/07(月)23:51:44 ID:mP0
好きすぎて手を出せなかったって経験ならある。足絡ませて同じ布団で寝てたんだけどな。
いい思い出だ。綺麗すぎる。
281名無しさん@おーぷん :2016/11/08(火)13:47:35 ID:dk5
姉さんが今は他界してたら・・
そりゃちょっとやり過ぎかw
282名無しさん@おーぷん :2016/11/08(火)18:19:29 ID:bHa
>>280
それはわかる気がする

綺麗なままで良かったのか、
ハードモードで行くべきだったのかいまだに思い出す
まあ過去はもう変わらないけど
283名無しさん@おーぷん :2017/01/26(木)16:02:13 ID:Cjr
春になったらバイクに乗ってあちこち行って・・・

なにか出会いが有るかな?
284名無しさん@おーぷん :2017/01/26(木)19:06:22 ID:ASW
>>283
俺の経験上、おっさんとの出会いなら有る
285名無しさん@おーぷん :2017/01/26(木)19:13:04 ID:o5y
北海道行くと以外に女性ライダーがいる事に驚く
286名無しさん@おーぷん :2017/01/26(木)22:55:32 ID:dNF
でも恋に発展するわけもなく
287名無しさん@おーぷん :2017/01/27(金)07:11:53 ID:EVE
おっさんと出会う

意気投合

古いバイクを大事に乗っていることに感心される

愛着があるんすよ~(実は金がないだけだが内緒)

なかなか関心な若者だな(ワシの娘も大切にしてくれるんでは)

何かが始まるwww
288名無しさん@おーぷん :2017/01/27(金)07:46:39 ID:gvp
カイジとデートしたあの娘が颯爽と登場
289名無しさん@おーぷん :2017/01/27(金)22:36:01 ID:bYQ
>>288
いや^~…キツいかな~…

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